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薄型テレビには2種類の方式のテレビがあります。従来のようなブラウン管式のテレビはその構造上どうしても奥行きが必要であったため、薄型テレビは不可能でした。しかし、技術の進歩のおかげで、液晶テレビ、プラズマテレビで薄型テレビが実現できたのです。

■液晶テレビ

液晶は、固体と液体の中間にある物質です。電気を通すと光の通し方が変わるという特性を利用して、表示する仕組みです。液晶自体は発光しないため、バックライトの手前に液晶パネルを置いて、後からの光をさえぎったり、通したりすることで映像を表示します。そのため、自分が発光するプラズマテレビに比べるとどうしても暗いですし、視野角が限られてしまいます。反面、消費電力がとても少なくてすむという特徴があります。
 また、液晶は半分液体であるために動きが遅く、早い動きには対応しきれない場合もあります。
 しかしながら、これらの弱点はだんだん改善してきています。昔の小型液晶テレビは残像がひどかったですし、少し角度を変えてみると見えなくなったものですが、今のものはそれほど気になりません。
 そのほか、液晶テレビは大画面型も出てきていますが、40型程度までしかありません。

■プラズマテレビ

プラズマとは放電のことです。身近にあるプラズマは蛍光灯です。蛍光灯は内部で放電を起こし、発生した紫外線が蛍光管に塗られた蛍光体に衝突すると発光する仕組みを利用しています。プラズマテレビもこれと同様で、テレビの表面にはちいさな蛍光灯がたくさん並んでいると考えてもらうとわかりやすいかと思います。ひとつひとつの画素(蛍光灯)が自分で光るため、大画面でも色ズレや歪みのない高画質で視野角も広いです。また、その製造方法から大画面化もできますので、プラズマテレビは50型を超えるものも出てきています。
 また、蛍光灯と同じ仕組みのために発熱しますので、冷却ファンを搭載したものもあります。
 そのほかプラズマテレビ特有の問題として、「焼きつき」があります。焼きつきとは同一静止画像を長時間表示させるとその画像がテレビを消しても画面上に焼きついて残ってしまう現象のことです。また、4:3 映像のノーマル状態で長時間表示(画面の上下が黒い状態)させた場合も同様です。 このような現象は、同一の画像を長時間表示しないようにスクリーンセーバー機能をもちいることで軽減することができます。

■どっちがいいの?

どちらが優れているとは言いがたいのですが、それぞれの特徴を踏まえて、使い方にあわせて選択する必要があるでしょう。
 液晶テレビは、消費電力も小さく、比較的目にもやさしいという特徴を持ちます。あまり大画面でなくてもよい方であれば、このような長所をとって液晶を選ぶこともできます。
 プラズマテレビは、大画面で動きの早い映像もなめらかに表示しますが、消費電力は大きく、焼きつきといった心配もあります。大きな画面にこだわる方に向いているといえます。

画質については、画像処理エンジンによるところも大きく、ここが各社の技術のみせどころでもあるため、画質にこだわる方は、やはり本物をご覧になることをお勧めします。



2004-07-11_23:49 | | 薄型テレビ基礎知識

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